芸能人のSNSの是非|アカウント乗っ取り騒動から学べる今後

アインシュタインの稲田さんのSNSアカウントが乗っ取られたという事実が正式に明らかになったことで、チョコプラネットの松尾さんがそれに関して発したコメントがダラダラと炎上してますね。

その炎上の火種となったのが、

「芸能人とアスリートとかそういう人以外SNSやるなって。素人が何発信してんだって。」

という発言。

稲田さんを思って感情的になり過ぎてしまったのかもしれませんが、内容がツッコミどころ満載なのと、一般人を「素人」と表現してしまったことが多くのファンを失望させ、敵を多く作ってしまったようです。

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そもそもSNSは一般人が何気ない日常を発するもの

SNSって一般人同士が何気ないことで楽しかったこととか、共感してほしいことを発する場だったんですよね。

リアル社会では陰キャでもSNSなら発せられることで社会とのつながりを感じたり、自分の意見を言える大切な空間。

 

遠方の人とも気軽につながることができ、電話やメール以外でのコミュニケーションツールとして非常に秀逸で、社会をよりオープンにした素晴らしメディアでもありました。

 

それがいつしか、芸能人が参加するようになり、企業アカウントも増え、収益化も始まり、歪んだ方向へ進んでしまった感はあります。

 

芸能人が参入することに関しては、その人のファンにとっては喜ばしいことですし、テレビで観れない一面が見えることは大きいと思います。

ですが、今回のようなアカウント乗っ取りリスクは少なからずあり、さらにこれからはAIの活用で偽アカウントも巧妙化してくることも十分に考えられます。

 

ご自身で管理できないのであれば、控えるべきかと思うんですよね。

 

なので、チョコプラ松尾さんの意見はむしろ正反対で、芸能人こそSNSには触れるべきではない、と思うところではあります。

SNSをやってない、って公言しておけば、偽アカウントが出た時でも、それはニセモノであると堂々と主張できますからね。

 

芸能人は特別という驕りのリスク

今回の件で明るみに出てしまった”一般人を下に見るような考え方”も結構危ない橋を渡ってる感じがしました。

スポンサーの収入源の多くは「素人」扱いした一般人の財布から構成されているんです。

その一般人をないがしろにしてしまうと、巡り巡ってスポンサーから敬遠されてしまうリスクが発生するかと思います。

 

チョコプラさんに限らず、多くの芸能人にもその兆候があるように感じます。

番組の予算の関係なのか、外で飲食店なんかを巡るロケが本当に多くて、そのたびにそのお店の客が迷惑を被ってしまうという。

お店の許可は取れても、一般客に配慮しない撮影は観ててちょっと不快に感じるところがありますね。

 

あと、若者を中心に地上波そのものを観ない人も増えてます。

芸能人が突然現れても「誰この人?」ってなることは今後増えていくと思います。

(そりゃ、ガッキーみたいなハイレベルな女性が突然現れたらテレビで観たことなくても二度見はすると思いますが)

 

あまり外では特別感は出さない方がいいんじゃないのかな、ってこの前芸能人を見かけた時にちょっと感じました。

 

まとめ

SNSは個人的には一般人に開放されたプラットフォームのような感じがするツールだと思います。

それに関して、芸能人が一般人を素人扱いして、SNSをやる資格なし、のような言葉を発するのはちょっとズレてますし傲慢かと。

むしろ、テレビでは目立ち、SNSでは慎ましい方が好感度が上がるのでは?って思います。

 

また、SNSは乗っ取られたことを証明するのがこれだけ難しいということが今回の件で明らかになりました。

そのリスクに関しては普段からしっかりしておくべきでしょうね。

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