チャットワークの有料版をやめる場合の注意点|無料版に戻す前に確認すべきこと

ビジネスやチームでのコミュニケーションツールとして人気の「Chatwork(チャットワーク)」。

無料版でも十分使えますが、有料版を契約している人の中には「そろそろ無料プランに戻そうかな」と考えている人も多いでしょう。

しかし、解約の前に確認しておかないと「データが消えた!」「機能が使えなくなった!」というトラブルになることも…。

この記事では、チャットワーク有料版をやめる際の注意点をわかりやすくまとめます。

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1. 有料版をやめるには解約しかない

チャットワークを始めた段階ではまったく意識してないかった人も多いかと思いますが、「無料版へ切り替える」というボタンが一切ありません。

 

有料版をやめるには解約しかないんです。

 

解約をしたらそれと同時にログインができなくなり、過去のメッセージのやり取りなど一切のデータがみれなくなってしまいます。

復元もできなくなってしまうので、慎重に判断する必要があります。

 

ただし、グループチャットでのメッセージに関しては、解約後新たに無料版アカウントを作成して、グループに招待してもらえば見ることは可能となります。

 

2. 有料機能が使えなくなると困るケース

解約して新たに無料版のアカウントを作成した場合の注意点についてまとめました。

  • グループチャットの上限:無料版は14グループまで
  • ファイルストレージ容量:5GB → 無料版では1GBに制限
  • 過去メッセージの検索制限:検索範囲が一部に限定
  • 外部連携機能(Googleカレンダーなど)が使えなくなる

これまで当たり前に使えてきたものに制限がかかったり使えなかったりするので注意が必要です。

 

3. データのバックアップに難あり

Chatworkには「エクスポート機能」がないため、必要なメッセージはコピペで保存したり、スクリーンショットで記録しておく必要があります。
(※エンタープライズプランであればチャット履歴をエクスポートできます。)

遡って過去のチャット履歴をいちいちコピペしたりスクショするタイパ・コスパも解約する上での検討事項となるでしょう。

 

4. 解約手続きは「管理者アカウント」から

有料プランを利用している場合、契約の管理者のみが解約手続き可能です。
一般メンバーが「解約したい」と思っても、自分のアカウントでは操作できません。

チーム全体で契約している場合は、管理者に事前連絡してスケジュールを調整しておくのがスムーズです。

 

5. 請求タイミングに注意

解約しても、すでに請求済みの料金は返金されません。
特に年払い契約をしている場合は、残期間があっても返金不可。

次回更新日前に解約しておくと、翌月以降の自動更新を防ぐことができます。

 

まとめ:データ整理とスケジュール管理が大事

チャットワークの有料版をやめる際は、機能制限・データ保存・契約タイミングの3点をしっかり確認しておくことが大切です。

  • 重要データをバックアップした
  • 契約終了日を確認した
  • チーム内に共有した

これらを済ませておけば、スムーズに無料版へ移行できます。

特にビジネス利用中の方は、トラブル防止のために「いつ解約するか」をチーム全体で共有しておきましょう。

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