「ジムに通う会費がもったいない」
「仕事が忙しくて、ジムについても混んでいて器具が使えない…」
一人暮らしをしていると、時間やお金の節約のために「自宅を筋トレ部屋(ホームジム)にしたい」と考える人は多いはずです。
しかし、賃貸のワンルームや1Kだと、「狭くて器具が置けない」「騒音で苦情が来たらどうしよう」といった不安が尽きませんよね。
実は、選び方と工夫次第で、6畳一間の部屋でも本格的な筋トレ部屋を作ることは可能です。
この記事では、一人暮らしの限られたスペースを最大限に活用し、コスパ良く・安全に・オシャレな筋トレ部屋を作るための完全ガイドをお届けします。
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1. 一人暮らしの「筋トレ部屋」に必要な広さは?
結論から言うと、2畳分(約180cm×180cm)のスペースさえ確保できれば、全身を鍛えるホームジムは作れます。
6畳・1Kでもジム化は可能
ベッドやデスクがあっても、レイアウトを工夫すればダンベルとベンチを置くスペースは確保できます。
ポイントは、「生活スペース」と「筋トレスペース」を明確に分けること。あるいは、使わない時は折りたためる器具を選ぶことで、居住空間を圧迫せずに共存させることができます。
2. 狭い部屋でも置ける!「三種の神器」を選ぼう
一人暮らしの筋トレ部屋において、巨大なパワーラックやバーベルは現実的ではありません(床の耐荷重や圧迫感の問題)。
省スペースかつ、全身を網羅できる「最強の3点セット」はこれです。
① 可変式ダンベル(アジャスタブルダンベル)
絶対にこれだけは買ってください。
プレートを付け替える手間がなく、ダイヤル一つで重量(例:2kg〜24kg)を変えられます。
- メリット: 複数のダンベルを置く必要がないため、圧倒的に場所を取りません。
② 折りたたみ式インクラインベンチ
フラット(平ら)だけでなく、角度を変えられるベンチです。
これがあるだけで、胸・背中・肩のトレーニング種目が爆発的に増えます。
- 選び方: 一人暮らしなら、使わない時にベッド下や壁際に収納できる「折りたたみタイプ」が必須です。
③ ジョイントマット(厚手)
フローリングを傷つけないためのマットです。
ヨガマットよりも、硬めで厚みのある「ジョイントマット(厚さ1.5cm〜2cm推奨)」を敷き詰めましょう。
3. 賃貸で一番怖い「騒音・振動」対策
一人暮らし(集合住宅)でホームジムを作る際、最も気をつけなければならないのが近隣トラブルです。
ダンベルは「床に置かない」
限界まで追い込んだ後、ガチャン!とダンベルを床に落とすのは厳禁です。
必ず膝の上(オン・ザ・ニー)に戻すか、マットの上にさらにクッション(ダンベルミット)を置いて、そこに静かに置く癖をつけましょう。
防音マットの二重敷き
下の階への振動を防ぐため、以下の順で敷くのが鉄板の防音対策です。
- 一番下: 防音カーペットやジョイントマット
- その上: トレーニングマット(またはコンパネ板)
深夜のトレーニングは控える
どれだけ対策しても、金属音や足音は響きます。
深夜の筋トレは自重トレーニング中心にするなど、時間帯への配慮が長く続けるコツです。
4. モチベーションが上がる!おしゃれなレイアウトのコツ
狭い部屋だからこそ、インテリアに馴染ませて「秘密基地」のような空間にしましょう。
色を統一する
器具の色をバラバラにすると、部屋が散らかって見えます。
- ブラック統一: 無骨でクールな印象。汚れも目立ちにくい。
- シルバー/メタリック: 明るく清潔感が出る。
部屋のカーテンやラグの色と合わせることで、圧迫感を減らせます。
「姿見(鏡)」を置く
フォームチェックのために全身鏡は必須ですが、これには「部屋を広く見せる効果」もあります。
壁掛けタイプや、幅広のスタンドミラーを置くことで、狭い部屋でも奥行きを感じられます。
5. まとめ:自宅ジムで最強のコスパを手に入れよう
一人暮らしの筋トレ部屋作りのポイントをまとめます。
- スペース: 2畳分あれば十分作れる。
- 器具: 「可変式ダンベル」と「折りたたみベンチ」が省スペースの正解。
- 対策: 厚手のマットで床を守り、騒音には細心の注意を。
初期費用として3万〜5万円ほどかかりますが、ジムの会費(月8,000円)と考えれば、半年以内で元が取れます。
移動時間ゼロ、待ち時間ゼロの「自分専用ジム」を手に入れて、理想のボディメイクを始めましょう!
参考までに畳一畳分の狭いスペースでの筋トレ法はこちらで解説してます。
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