春の訪れを告げる、ふわふわとした黄色い花「ミモザ」。
見ているだけで心が明るくなるような鮮やかな黄色は、インテリアやギフトとして近年日本でも絶大な人気を誇っています。
しかし、ミモザを誰かに贈る際や、お部屋に飾る際に気になるのが「花言葉」ではないでしょうか。
「ミモザに怖い意味はある?」
「色によって意味が変わるの?」
そんな疑問を解決するために、今回はミモザの花言葉の由来から、3月8日「国際女性デー」との深い関わりまで詳しく解説します。
ミモザの代表的な花言葉は「感謝」「友情」
ミモザ全般の代表的な花言葉には、主に以下の3つがあります。
- 「感謝」
- 「友情」
- 「密やかな恋」
どれも前向きで温かいメッセージばかりです。
特に「感謝」という花言葉は、日頃お世話になっている方へのプレゼントにぴったりですね。
なぜ「密やかな恋」なの?
「密やかな恋」という花言葉は、ネイティブアメリカンの若い男女が愛を告白する際、ミモザの花を贈ったという風習に由来していると言われています。
情熱的すぎず、奥ゆかしい日本人の感性にも合う素敵な意味を持っています。
3月8日は「ミモザの日」!国際女性デーとの関係
ミモザといえば、3月8日の「国際女性デー」を思い浮かべる方も多いでしょう。
イタリアではこの日を「ミモザの日(Festa della Donna)」と呼び、男性から女性(妻、母、同僚、友人など)へ、日頃の感謝を込めてミモザを贈る習慣があります。
この習慣が世界中に広まり、現在ではミモザは「女性の自由と幸福の象徴」として愛されています。
ミモザの色別・種類別の花言葉
一般的に「ミモザ」として流通しているのは、正確には「ギンヨウアカシア」や「フサアカシア」という植物です。
色や種類によって微妙に意味が異なる場合があります。
- 黄色のミモザ: 「秘密の恋」「優雅」
- オレンジ色のミモザ: 「エレガント」
- 白のアカシア(ニセアカシア): 「頼られる人」「死に勝る愛情」
基本的にはどの種類もポジティブな意味を持っています。
ミモザの花言葉に「怖い」意味はある?
検索キーワードで「ミモザ 花言葉 怖い」と出てくることがありますが、結論から言うと、ミモザに怖い花言葉はありません。
なぜ「怖い」と検索されるのでしょうか?理由は2つ考えられます。
- 「密やかな恋」という言葉の連想: 「密やかな」という響きが、不倫やストーカーといったネガティブなイメージを連想させてしまうことがあるようです。
- オジギソウ(学名:Mimosa)との混同: 触れると葉を閉じる「オジギソウ」は学名をミモザと言いますが、こちらの花言葉には「絶望」に近いニュアンス(実際は「感受性」など)が含まれると誤解されることがあります。
しかし、一般的に花屋さんに並ぶ黄色いミモザに不吉な意味は一切ありませんので、安心してプレゼントに使ってください。
ミモザを贈るのにおすすめのシーン
素敵な花言葉を持つミモザは、以下のようなシーンにおすすめです。
- 母の日や誕生日に: 「感謝」の気持ちを込めて。
- 友人へのプレゼントに: 「友情」の証として。
- ドライフラワーとして: ミモザは乾燥しても色が残りにくいため、長く楽しめるインテリアとして喜ばれます。
まとめ:ミモザは感謝を伝える最高のギフト
ミモザの花言葉は「感謝」「友情」「密やかな恋」など、大切な人へ想いを届けるのにふさわしいものばかり。
3月8日のミモザの日だけでなく、大切な人の門出や日々のちょっとしたお礼に、この黄色い元気な花を添えてみてはいかがでしょうか。
その鮮やかな黄色が、きっと受け取った人の心を明るく照らしてくれるはずです。
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