「最近ONE OK ROCK(ワンオク)を好きになったけれど、ギタリストのTORUさんってどんな人なんだろう?」
ステージでクールにギターをかき鳴らすTORUさんの姿を見て、そんな疑問を抱いた方も多いのではないでしょうか。
一見すると完璧で隙のないカリスマに見えるTORUさんですが、その歩みは決して平坦なものではありませんでした。
結論から言えば、今のONE OK ROCKが存在するのは、リーダーであるTORUさんの「折れない心」と「狂気的なまでの執念」があったからです。
この記事では、15年以上日本のロックシーンを追い続けてきた音楽ライターの私が、Wikipediaの数字だけでは見えてこないTORUさんの真の姿を解き明かします。
この記事を読み終える頃には、ライブで観るTORUさんのギターの音色が、これまでとは違った「覚悟の音」として君の心に響くはずです。
[著者情報]
執筆:ケン(音楽ライター)
邦ロック歴15年。ONE OK ROCKがまだライブハウスを中心に活動していた時代から彼らの成長を見守り続けている。数々の音楽雑誌でインタビュー記事を執筆し、アーティストの「人間性」に焦点を当てたストーリーテリングに定評がある。
読者へのスタンス: 「最近ワンオクを好きになった君に、15年見てきたからこそわかるTORUの真の魅力を伝える兄貴分」として執筆。
華やかな経歴の裏側にある「挫折」と「ギター未経験」からの出発
ステージでPRS(ポール・リード・スミス)のギターを自在に操るTORUさんを見ていると、幼少期から英才教育を受けてきたエリートのように思えるかもしれません。
しかし、TORUさんの原点は「挫折」と「無謀な挑戦」にありました。
TORUさんは小学5年生の時、ダンスグループ「HEADS」のメンバーとしてメジャーデビューを果たしています。
しかし、芸能界の現実は厳しく、HEADSは2005年に解散。若くして「グループの終わり」という大きな挫折を経験しました。
普通ならここで心が折れてもおかしくありませんが、TORUさんは違いました。
「次は自分のやりたい音楽をやる」と決意し、幼馴染のRyotaさんを誘ってONE OK ROCKを結成します。
驚くべきことに、当時のTORUさんはギターを全く弾けませんでした。
楽器の経験がないにもかかわらず、「バンドをやる」という強い意志だけで突き進んだのです。

「こいつしかいない」Takaをバイト先まで追い詰めた伝説の勧誘劇
ONE OK ROCKの歴史において、最も重要なターニングポイントはボーカル・Takaさんの加入です。
そして、この奇跡を手繰り寄せたのは、TORUさんの「ストーカー並みの執念」でした。
当時、別のバンドで活動していたTakaさんの歌声を聴いたTORUさんは、「こいつしかいない」と直感しました。
そこからのTORUさんの行動は、常人の理解を超えています。
- メールを無視されても送り続ける
- Takaさんのライブ会場に現れ、最前列でじっと見つめる
- Takaさんのバイト先(ガスト)に現れ、「返事をもらうまで帰らない」と居座る
TORUさんとTakaさんの関係性は、単なるメンバー同士ではなく、TORUさんがTakaさんの才能に惚れ込み、人生をかけて口説き落とした「運命共同体」として始まりました。
Takaさんは後に「TORUがあそこまでしつこくなかったら、今の僕はいない」と語っています。
「TORUは僕の人生を変えてくれた人。彼がいなかったら、僕は今ここで歌っていない」
出典: ONE OK ROCK、Takaが語る「メンバーへの想い」 – rockinon.com, 2014年
バンド消滅の危機を救った「リードギター転向」という重責
2009年、ONE OK ROCKは最大の危機に直面します。
当時リードギターを務めていたAlexさんが脱退し、バンドは活動休止を余儀なくされました。
残されたメンバーは4人。サイドギターだったTORUさんは、ここで大きな決断を下します。
それは、「自分がリードギターを担い、4人でバンドを継続する」ということでした。
当時のTORUさんの技術では、Alexさんが弾いていた複雑なフレーズをこなすのは至難の業でした。
周囲からは「音が薄くなった」「4人では無理だ」という厳しい声も上がりました。
しかし、TORUさんは沈黙を守り、5ヶ月間の猛練習に打ち込みました。
TORUさんとONE OK ROCKの存続は、この「リードギターへの転向」というTORUさんの自己犠牲的な努力によって繋ぎ止められたのです。
復活後のシングル『完全感覚Dreamer』の爆発的なヒットは、TORUさんの覚悟が正しかったことを証明しました。
✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス
【結論】: TORUさんのギタープレイを聴く時は、技術的な巧拙よりも「バンドを背負う音の厚み」に注目してください。
なぜなら、この点は多くの人が見落としがちですが、TORUさんのプレイスタイルは「自分が目立つため」ではなく「4人の音を最強にするため」に進化してきたからです。Alex脱退という危機を乗り越えた経験が、彼のギターに「リーダーとしての責任感」という唯一無二の魂を吹き込んでいます。この知見を持ってライブを観れば、彼の一音一音がより深く心に響くはずです。
メンバーだけが知る「お兄ちゃん」な素顔と、大政絢さんとの幸せな門出
クールで寡黙なイメージが強いTORUさんですが、メンバーの間では「一番の寂しがり屋」で「お兄ちゃん的存在」として慕われています。
特にベースのRyotaさんとは幼馴染であり、TORUさんとRyotaさんの関係性は、仕事仲間を超えた「家族」に近い深い絆で結ばれています。
Ryotaさんが悩んでいる時は真っ先に相談に乗り、バンドの精神的支柱として常にメンバーを支えてきました。
そんなTORUさんは、2021年12月に女優の大政絢さんとの結婚を発表しました。
「新たな家族と共に歩んでいきたい」
出典: 大政絢さん、ワンオクToruさんと結婚。 – ハフポスト日本版, 2021年12月28日
この結婚報告の際も、ファンへの誠実な言葉選びが印象的でした。
プライベートを大切にしながらも、ファンを安心させる姿勢に、TORUさんの誠実な人間性が表れています。
【FAQ】新規ファンが気になるTORUへの5つの疑問
Q1: TORUさんはなぜリーダーなのですか?
A: ONE OK ROCKを発起し、Takaさんを勧誘し、危機の際も常に「バンドをどう継続させるか」を最優先に動いてきたからです。メンバー全員が「TORUがリーダーでなければ、このバンドはバラバラになっていた」と認める圧倒的な求心力を持っています。
Q2: TORUさんの性格は怖いですか?
A: 見た目はクールですが、実際は非常に情に厚く、メンバー想いです。Takaさんからは「実は一番寂しがり屋」と暴露されるなど、可愛らしい一面も持っています。
Q3: 使用しているギターのブランドは?
A: 主にPRS(Paul Reed Smith)を使用しています。特にAlex脱退後にリードギターに転向してからは、より太く、存在感のある音を求めて機材へのこだわりも深まっています。
Q4: TORUさんの身長や年齢は?
A: 1988年12月7日生まれ。身長は177cmと公表されています。ステージ映えする長身とスタイルの良さも、彼のカリスマ性を引き立てています。
Q5: 大政絢さんとの馴れ初めは?
A: 共通の知人を介して知り合ったと言われています。約1年半の交際を経てゴールインしました。お互いの仕事を尊重し合う、理想的なカップルとしてファンからも祝福されています。
まとめ:TORUは「執念」で奇跡を手繰り寄せた男
ONE OK ROCKのリーダー・TORUさんは、単なるイケメンギタリストではありません。
- HEADS時代の挫折を糧に、ギター未経験からバンドを始めた「覚悟」
- Takaという才能を、バイト先まで押しかけて口説き落とした「執念」
- メンバー脱退の危機に、自らリードギターを担ってバンドを守った「責任感」
これらの要素が組み合わさり、今の最強のONE OK ROCKが形作られました。
次に君がONE OK ROCKの曲を聴く時、あるいはライブ会場でTORUさんの姿を見る時は、ぜひ彼のギターの音色に込められた「執念」を感じ取ってみてください。
きっと、今まで以上にONE OK ROCKのことが大好きになっているはずです。
[参考文献リスト]
- Toruについて – ONE OK ROCKメンバー記録
- ワンオク結成秘話!toruがtakaをバイト先までストーカー?
- 大政絢さん、ワンオクToruさんと結婚。 – ハフポスト日本版
- ONE OK ROCK、Takaが語る「メンバーへの想い」 – rockinon.com
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