VIVANTとマイファミリーの共通点を知ると10倍面白い

TBSの日曜劇場で大ヒットした『VIVANT』を観ていて、「なんだか『マイファミリー』と雰囲気が似ているな」と感じたことはありませんか。

キャストの顔ぶれや独特の緊張感にデジャブを覚えて気になったので、ネット上の情報や公式のインタビュー記事などを色々と調べてみました。

情報を集めてみると、単なる偶然ではなく、制作陣の意図や共通する仕掛けがいくつも存在することがわかりました。

この記事では、2つの作品に隠された意外な繋がりを詳しく整理してお伝えします。

TBS日曜劇場を揺るがした2大サスペンスの背景

どちらの作品も、TBSの看板枠である「日曜劇場」で放送された完全オリジナルのサスペンスドラマです。

2022年4月期に放送された『マイファミリー』は、娘を誘拐された家族が警察を排除して自力で解決に挑む姿を描き、大きな話題を呼びました。

一方、2023年7月期に放送された『VIVANT』は、大規模な海外ロケと二転三転する壮大なスケールで日本中を熱狂させました。

ジャンルやスケール感こそ異なるように見えますが、どちらも毎週放送後にSNSでトレンド入りを果たすなど、視聴者を巻き込む熱量を持っていた点が共通しています。

ヒットを生み出した共通のプロデューサー飯田和孝

2つの作品に強い共通点が生まれている最大の理由は、中心となって番組を手がけたプロデューサーにあります。

両作ともにTBSの飯田和孝プロデューサーが担当しており、視聴者の心を揺さぶるノンストップサスペンスの構築に深く関わっています。

過酷な状況下で追い詰められる登場人物たちの心理描写や、最後まで誰が味方で誰が敵かわからないスリリングな展開づくりには、プロデューサー共通のこだわりが詰まっていると感じます。

サスペンスとしての面白さと重厚な人間ドラマを融合させる手腕が、両作の独特な空気感を作り出しているのかもしれません。

VIVANTとマイファミリーを彩る豪華キャストの重複

作品を見比べていて特に目を引くのが、実力派俳優陣の豪華な重なりです。

日曜劇場でおなじみのキーパーソンたちが、両作で重要な役柄を演じています。

  • 二宮和也:『マイファミリー』主演・鳴沢温人 役 / 『VIVANT』ノコル 役
  • 濱田岳:『マイファミリー』東堂樹生 役 / 『VIVANT』東条秀司 役
  • 迫田孝也:『マイファミリー』日下部七彦 役 / 『VIVANT』山本巧 役
  • 山中崇:『マイファミリー』出演 / 『VIVANT』アリ 役
  • 珠城りょう:『マイファミリー』東堂亜希 役 / 『VIVANT』廣瀬瑞希 役

主演を務めた二宮和也さんをはじめ、サスペンスの鍵を握る重要人物として同じ役者さんが起用されているため、既視感を覚えるのは当然かなと思います。

個人的には、迫田孝也さんがどちらの作品でも視聴者を怪しませたり翻弄したりする立ち位置で登場していたのが非常に印象的でした。

事前情報を伏せる演出とSNSで巻き起こる考察ブーム

物語の提示方法やプロモーション手法にも、共通する大きな特徴が見られます。

放送開始前には詳細なストーリーや配役をあえて伏せ、視聴者の先入観をなくした状態でスタートさせる手法が取られました。

そして放送が始まると、毎週のように「真犯人は誰なのか」「裏切り者やモニターは誰か」という謎が提示されます。

視聴者がリアルタイムでSNS上で推理や伏線回収を楽しむ「参加型ドラマ」としての仕掛けが徹底されており、これが爆発的なムーブメントにつながりました。

日常の細かい小道具や一瞬の表情にまで意味を持たせる緻密な作り込みが、考察ファンの熱量を高めた要因だと考えられます。

スマホの自動音声がもたらす独特の緊張感

劇中で使用された演出アイテムにも、ファンならピンとくる共通の仕掛けが存在します。それが「スマホの自動音声やメカ音声」による連絡シーンです。

『マイファミリー』では、犯人が鳴沢家に電話をかける際にスマホの自動合成音声が使われ、正体不明の不気味さを際立たせていました。

『VIVANT』でも、ドラムなどのキャラクターがスマホの音声読み上げ機能(声優の林原めぐみさんが担当)を介してやり取りをする演出が印象的でした。

あえて生の声を隠し、無機質な機械音を通すことで独特の緊迫感を生み出す演出は、作品の雰囲気を決定づける大きな要素になっています。

物語の底に流れる家族と絆というテーマ

エンターテインメント性の高いサスペンスでありながら、最終的に描かれる核心部分のテーマも深く響き合っています。

『マイファミリー』は、誘拐事件という過酷な試練を通じて、一度は崩壊しかけた家族や友人との絆を再構築していく物語でした。

一方の『VIVANT』も、テロ組織「テント」の根底にあった孤児救済という疑似家族の結びつきや、主人公・乃木と父ベキの血の繋がった親子の絆が物語の核となっています。

スケールは違っても、どちらも「大切な人を想う気持ち」や「かけがえのないファミリーの絆」を描こうとした点に、制作陣の強いメッセージ性を感じます。

正直なところ、激しいアクションや謎解きだけに注目していると見落としがちですが、この人間ドラマの温かさこそが作品の真骨頂と言えるかもしれません。

配信サービスを活用して見直す楽しみ方

これらの共通点を頭に入れた上で作品を見返すと、初見の時とは全く違った発見があって楽しめます。

公式の動画配信サービス(U-NEXTなど)では全話が配信されているため、伏線の回収具合やキャストの細かい演技の変化を確認するのに役立つ可能性があります。

  • 『マイファミリー』で犯人の音声が流れる場面の緊張感を再確認する
  • 『VIVANT』の1話から登場するキャストの視線や挙動に注目してみる
  • 飯田プロデューサーが仕掛けた小道具やセットの工夫を探しながら観る

一度結末を知った上で見直してみると、「ここでこのキャストがこういう動きをしていたのか」といった新たな気づきが得られるはずです。

休日にじっくりと見比べる時間を作ってみるのも、おすすめの楽しみ方かなと思います。

VIVANTとマイファミリーを振り返って

今回は『VIVANT』と『マイファミリー』の間に存在するさまざまな共通点について調査した情報をお伝えしました。

同じプロデューサーによる巧みな構成、共通する実力派キャストの演技、事前情報を隠した考察ブームの創出など、ヒットの裏には計算された数々の仕掛けがありました。

何より、どちらの作品も単なるミステリーに留まらず、人間同士の絆や「家族」の尊さを軸に置いている点が多くの人の心を掴んだ理由だと感じます。

共通点を知った上で改めて見直してみると、ドラマの深みをより感じられるのではないでしょうか。

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