厄払いはいつ行く?厄年の数え方・時期・費用・服装を完全ガイド

家族から「今年、厄年じゃない?」と言われて、何気なく調べてみたら自分が本厄だった――。

そんな瞬間に、「厄払いってしたほうがいいの?」「行くなら正月?節分まで?」「神社はどう選ぶ?」「いくら包めばいい?」と、次々に疑問が出てきます。

しかも、神社によって予約の有無や受付時間、初穂料が違うため、調べるほど迷ってしまいがちです。

結論からいえば、厄払いは「厄年だから絶対にこの日までに受けなければならない」という一律のルールで考える必要はありません。

神社本庁によれば、地域の特別な習慣がない限り、厄払いを受ける時期に全国共通の期限があるわけではありません。

この記事では、2026年の厄年の確認方法から、厄払いの時期、神社の選び方、初穂料、予約、服装、当日の流れまでを順番に整理します。

「結局、私はどうすればいい?」が最後には分かるように、一つずつ確認していきましょう。

目次

厄払いとは?厄年になると何をするの?

厄払いとは、厄年などの節目に神社で祈祷を受け、災厄を祓うための神事です。

まず押さえておきたいのは、「厄年」と「厄払い」は同じものではないということです。

  • 厄年:人生の節目として、昔から特に意識されてきた年齢
  • 厄払い・厄祓い:厄を祓うために受ける祈祷・お祓い
  • 本厄:厄年の中心となる年
  • 前厄・後厄:本厄の前後の年

神社本庁は、厄年を人生の中で体力や家庭環境、社会的な立場などの変化が起こりやすい時期として紹介しています。

単純に「悪いことが起きる年」とだけ捉えるのではなく、人生の節目として考えると分かりやすいでしょう。

「厄払い=絶対に受けるもの」ではない

厄年になったからといって、全員が必ず厄払いを受けなければならない、という全国共通の決まりがあるわけではありません。

一方で、神社で厄祓いの祈祷を受けることは、現在も広く行われている習慣です。

東京都神社庁も、厄年には神社で祈祷を受けることを案内しています。

「受けなかったら悪いことが起きる」と考えるより、人生の節目に気持ちを整え、これからの一年を過ごす区切りとして受ける、と考えると無理がありません。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: 厄払いは「やらないと危険だから」と焦って決めるより、厄年という節目をどう過ごしたいかを考えて選ぶのがおすすめです。

なぜなら、「厄年だから何かしなければ」と思い込むほど、時期や作法ばかりが気になってしまうからです。まず厄年を確認し、そのうえで自分が納得できる神社とタイミングを選べば十分です。

2026年の厄年は何歳?前厄・本厄・後厄を確認

2026年の厄年を確認するときは、満年齢ではなく「数え年」を使うのが基本です。

東京都神社庁が掲載する2026年の厄年表では、男性は数え25歳・42歳・61歳、女性は数え19歳・33歳・37歳・61歳が本厄とされています。

2026年の男性の厄年

区分 数え年 2026年の生年
前厄 24歳 2003年生まれ
本厄 25歳 2002年生まれ
後厄 26歳 2001年生まれ
前厄 41歳 1986年生まれ
本厄 42歳 1985年生まれ
後厄 43歳 1984年生まれ
前厄 60歳 1967年生まれ
本厄 61歳 1966年生まれ
後厄 62歳 1965年生まれ

2026年の女性の厄年

区分 数え年 2026年の生年
前厄 18歳 2009年生まれ
本厄 19歳 2008年生まれ
後厄 20歳 2007年生まれ
前厄 32歳 1995年生まれ
本厄 33歳 1994年生まれ
後厄 34歳 1993年生まれ
前厄 36歳 1991年生まれ
本厄 37歳 1990年生まれ
後厄 38歳 1989年生まれ
前厄 60歳 1967年生まれ
本厄 61歳 1966年生まれ
後厄 62歳 1965年生まれ

※厄年の設定や扱いには地域・神社による違いがあります。

上表は東京都神社庁が掲載する2026年の厄年表をもとにしています。

数え年ってどう計算する?

数え年は、現在の満年齢とは数え方が異なります。

東京都神社庁の説明では、誕生日を基準にして「満年齢に誕生日前なら2歳、誕生日後なら1歳を加える」という形で説明されています。

ただし、実際に厄年を確認するときは、自分の生まれ年を2026年の厄年表と照らし合わせる方法が最も簡単です。

厄払いはいつ行く?正月・節分・誕生日は?

厄払いは、正月や節分の時期に行う習慣がある一方、全国共通の「この日まで」という期限が決まっているわけではありません。

神社本庁によれば、地域の特別な風習がない場合、厄払いをいつまでに受けなければならないという決まりはなく、本人にとって良い日を選ぶことができます。

一般には年の初めに受けることが多いとされています。

「正月〜節分まで」がよく言われる理由

厄払いについて調べると、「正月から節分までに受ける」という説明をよく見かけます。

これは一つの習慣として覚えておけばよいでしょう。

たとえば乃木神社では、正月の松の内から節分の時期までに厄祓を受けるのがよいと言われている一方、現在は一年を通して毎日、厄祓祈願を受け付けていると案内しています。

つまり、

「節分を過ぎたから、もう遅い」

と考える必要はありません。

こんなタイミングなら決めやすい

タイミング 考え方
正月 新しい一年の始まりに合わせたい人向け
節分まで 昔からの習慣を意識したい人向け
誕生日の前後 自分自身の節目として受けたい人向け
都合のよい休日 仕事などの予定を優先したい人向け
神社の特別祈願日 特別な行事として受けたい人向け

大切なのは、「一般的な習慣」と「絶対的な期限」を混同しないことです。

また、特別な祭事の日程や受付方法は神社によって異なるため、実際に訪れる神社が決まったら公式サイトを確認しましょう。

厄払いはどこで受ける?神社選びのポイント

厄払いを受ける場所は、「一番有名な神社」を選ぶ必要はありません。

むしろ初心者の場合は、次の5項目で比較すると決めやすくなります。

  1. 厄払い・厄祓の祈願を受け付けているか
  2. 予約が必要か
  3. 初穂料はいくらか
  4. 受付時間は自分の予定と合うか
  5. 無理なく行ける場所か

神社と厄払いの関係

厄払いを受ける場合、まず確認したいのが神社の公式サイトに「厄祓」「厄除け」「厄年祓」などの祈願案内があるかです。

神社によって表現や受付方法が異なるため、「厄払いなら全国どこの神社でも同じ」と考えないほうが安心です。

たとえば神田明神では個人の厄除け祈願を受け付けており、初穂料は10,000円から、予約は不要と案内されています。

受付時間は9時から15時45分です。

一方、乃木神社は初穂料8,000円からで、予約優先。

予約なしでも当日受付が可能ですが、正月から節分の時期は特に混み合うため予約を勧めています。

同じ東京の神社でも、予約や料金の条件は違います。

📊 比較表 【東京の神社で厄払いを受ける場合の確認例】

 

確認項目 神田明神 乃木神社
厄除け祈願 あり あり
初穂料 10,000円~ 8,000円~
予約 不要 予約優先・予約なしも可
受付時間 9:00~15:45 平日10:00~16:30、土日祝9:30~16:30
混雑時の注意 時間帯により対応変更の場合あり 正月~節分は特に混雑
所在地 東京都千代田区 東京都港区

※受付時間・初穂料などは変更される場合があります。参拝前に各神社の公式情報を確認してください。

「有名さ」より「行きやすさ」で選んでもいい

初めての厄払いなら、

自宅から行きやすい → 受付条件が分かりやすい → 予約しやすい

という順番で候補を絞っても構いません。

厄払いは一度受けたら終わりという観光イベントではなく、自分自身の節目として受けるものです。

だからこそ、アクセスや受付条件を含めて「ここなら落ち着いて参拝できそう」と思える場所を選ぶことが、実用面では大切です。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: 神社選びでは「有名だから」という理由だけで決めず、公式サイトで予約・受付時間・初穂料を確認してから選びましょう。

なぜなら、厄払いで迷いやすいのは神社の格ではなく、実際に訪れる段階になってからの受付条件だからです。事前確認だけで、当日の「予約が必要だった」「受付時間に間に合わない」といった失敗を防げます。

厄払いの初穂料はいくら?服装・持ち物・予約を解説

厄払いの初穂料は全国一律ではありません。

実際の金額は神社ごとに異なるため、「厄払いなら5,000円」「1万円包めば必ず大丈夫」と決めつけず、参拝する神社の公式案内を確認してください。

初穂料の具体例

2026年時点で公式サイトを確認できる例では、次のような違いがあります。

  • 神田明神:10,000円~
  • 乃木神社:8,000円~

神田明神は厄除け祈願の初穂料を10,000円からと案内しています。

乃木神社は厄祓を含む祈願を8,000円からとしています。

初穂料はどう渡す?

神社によって指定がある場合は、それに従うのが基本です。

乃木神社では、初穂料を熨斗袋に入れて持参するよう案内しています。

祈願の受付では名前と願い事を申し出て初穂料を納める流れです。

服装はスーツじゃないとダメ?

必ずスーツでなければならない、という全国共通ルールがあるわけではありません。

ただし、祈祷では神前に進むため、清潔感のある落ち着いた服装を選ぶのが無難です。

神田明神は、裸足や短パンなどのラフな服装での参列を遠慮するよう案内しています。

迷った場合は、

  • 清潔感のある服
  • 肌の露出が多すぎない
  • 極端にカジュアルすぎない
  • 神社から個別の指定があれば従う

と考えればよいでしょう。

予約は必要?

ここも神社によって違います。

神田明神は予約不要ですが、乃木神社は予約優先です。

特に正月から節分の時期は混雑しやすいため、予約制度がある神社なら事前予約を検討すると安心です。

当日の持ち物チェックリスト

  • 初穂料
  • 予約した場合は予約日時
  • 神社までのアクセス情報
  • 清潔感のある服装
  • 必要に応じて身分確認用の情報
  • 授与された御札などを持ち帰る袋

最後の項目は神社によって異なるため、公式案内がある場合はそちらを優先してください。

厄払い当日の流れを5ステップで解説

初めてなら、「受付したあと何をするの?」という部分が一番気になるかもしれません。

基本的な流れは、

神社に到着 → 受付 → 初穂料を納める → 祈祷 → 授与品を受け取る

と考えるとイメージしやすくなります。

ただし、実際の儀式の内容や順番は神社によって異なります。

STEP 1:神社に到着する

まずは境内に入り、参拝・祈祷の受付場所を確認します。

大きな神社では「授与所」「祈祷受付」「社務所」など場所が分かれている場合があります。

予約している場合は、指定された時間に遅れないよう余裕を持って到着しましょう。

STEP 2:受付・申し込み

名前や住所、祈願内容などを申し出ます。

神社によっては申込用紙への記入が必要です。

STEP 3:初穂料を納める

受付時に初穂料を納めます。

神社によって金額や納め方が違うため、事前に公式サイトを確認しておくと安心です。

STEP 4:祈祷を受ける

神職によるお祓いや祝詞奏上などが行われます。

乃木神社では、祓いを受けたあと、神職が願いの内容を神様に伝える「祝詞奏上」、玉串を捧げて拝礼する「玉串奉奠」などの流れを案内しています。

すべてを事前に覚える必要はありません。

当日は神職や係員の案内に従えば大丈夫です。

STEP 5:御札などの授与品を受け取る

祈祷が終わると、御札やお守りなどの授与品を受け取る場合があります。

乃木神社では、祈願後に御神札を授与し、自宅では清潔な高い場所に置くよう案内しています。

「厄払いをしないとダメ?」よくある疑問に回答

最後に、多くの人が気になる疑問をまとめます。

Q. 厄年なら必ず厄払いを受けるべき?

全国共通の義務として決められているわけではありません。

厄払いは長く続いてきた習慣ですが、受けるかどうかは本人や家庭、地域の考え方などによっても変わります。

「受けないと必ず悪いことが起きる」という因果関係を示すものではありません。

一方で、厄年という人生の節目に祈祷を受けることで、気持ちを新たに一年を過ごしたいと考える人もいます。

Q. 厄払いは節分までにしないと意味がない?

節分を過ぎても、一律に「意味がなくなる」と考える必要はありません。

神社本庁は、地域の特別な風習がない場合、厄払いを受ける期限に全国共通の決まりはないと説明しています。

乃木神社も、一年を通して厄祓祈願を受け付けています。

ただし、神社によって特別祈願の日程や受付方法が設定されている場合があるため、訪問先の公式情報は確認しましょう。

Q. 厄年ではないけれど厄払いしてもいい?

神社によっては、厄年に当たらない人の厄祓も受け付けています。

たとえば乃木神社は、厄年に当たらない人についても災いの清祓祈願を受け付けていると案内しています。

「厄年ではないから絶対に受けられない」と考えるのではなく、希望する神社の祈願内容を確認しましょう。

Q. 普段着でも大丈夫?

極端にラフな服装は避け、清潔感のある服装を選ぶのが無難です。

神田明神は裸足や短パンなどを避けるよう案内しています。

スーツ必須と考えて緊張する必要はありませんが、神前で祈祷を受ける場にふさわしい服装を意識しましょう。

Q. 予約は必要?

神社によって異なります。

神田明神は予約不要ですが、乃木神社は予約優先です。

そのため「厄払いは予約するもの」とも「予約不要」とも一律には言えません。

行きたい神社が決まったら、公式サイトで確認する。

これが一番確実です。

まとめ|厄払いは「正解探し」より、自分が納得できるタイミングで

厄払いについて調べ始めると、「本厄なら絶対に受けるべき?」「節分までじゃないとダメ?」「1万円くらい必要?」と、細かな疑問がどんどん出てきます。

でも、ポイントを整理するとシンプルです。

厄払いで確認したい5つのこと

  1. 自分が厄年に該当するか
  2. いつ厄払いを受けるか
  3. どの神社で受けるか
  4. 初穂料・予約・受付時間はいくら・いつか
  5. 当日の服装や流れを確認したか

2026年の厄年は数え年で確認できます。東京都神社庁の厄年表では、男性は25・42・61歳、女性は19・33・37・61歳が本厄として掲載されています。

そして、厄払いの時期については、神社本庁が説明するように、地域の特別な風習がなければ全国共通の期限があるわけではありません。

だからこそ、

「厄年だから急いでどこかへ行かなければ」ではなく、「自分が納得できる神社とタイミングを選ぶ」

という考え方で大丈夫です。

まずは2026年の厄年表で自分の生まれ年を確認してみてください。

厄払いを受けると決めたら、次に候補の神社を2〜3社ほど探し、公式サイトで「受付日時・初穂料・予約の要否」を確認しましょう。

それだけで、「何をすればいいか分からない」という状態から、実際に行動できるところまで一気に近づきます。

参考文献・出典

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