VIVANTの続編がついに始まり、第11話からさっそく怒涛の展開に目が離せませんね。
特に、小日向文世さん演じる長野専務が再登場し、乃木の昇進を推薦するシーンには「やっぱりこの人はただ者ではない」と確信したファンも多いはずです。
ネット上の情報を集めてみると、彼には未だに解明されていない謎がいくつも残されていることがわかります。
なぜ彼がこれほどまでに怪しまれ、黒幕候補として名前が挙がり続けるのか。
現時点で有力視されている複数の説を整理してみました。
防衛大卒と空白の2年間に隠された経歴の不自然さ
長野専務の経歴で最も大きな違和感として語られているのが、防衛大学校を卒業した後の1985年から1987年までの約2年間が空白である点です。
本人はこの期間について「薬物依存の治療で更生施設(豊前中津園)にいた」と公安の取り調べで説明しています。
しかし、防衛大というエリートコースを歩んだ人物が、卒業直後に消息を絶っている事実は、秘密組織での訓練や特殊任務を連想させずにはいられません。
この空白期間の説明が真実なのか、あるいは何か重大な任務を隠すための「偽造された過去」なのかが、彼の正体を解く最大の鍵になると考えられます。
個人的には、小日向さんのような名優が、単なる「過去に問題を抱えた専務」という役どころだけで終わるとは思えません,。
別班員として乃木を監視・サポートしている可能性
もし長野が別班員だったとしたら、乃木にとっては「会社の上司」であると同時に「組織の先輩」ということになります。
別班はチーム制で活動しており、メンバー同士でも互いの正体を知らないケースがあるため、乃木が長野の正体に気づいていない可能性も十分にあります。
シーズン1で乃木が「ザイール」という名前を出した際、長野が過剰とも思える反応を見せたのも、彼が別班としてテントの動向を以前から把握していたからだという見方ができます。
また、第11話で乃木を本部長に推薦した行動も、別班の活動をしやすくするための「表の顔」を整えるサポートだったとも解釈できます。
一方で、乃木の動きを常に把握できるポジションに置こうとする監視の目であるという説もあり、その真意は未だに不気味なままです,,。
乃木を救った戦場ジャーナリスト「飯田」説の根拠
ネット上の考察で根強く支持されているのが、幼い頃の乃木をバルカで救い出したジャーナリスト「飯田」と長野が同一人物ではないかという説です。
この説を支える主な根拠は以下の通りです。
- 長野の空白の2年間(1985-87年)と、乃木がバルカで救出され日本へ戻った時期がほぼ重なっている,,,
- 防衛大卒の知識や身体能力があれば、戦地での危険な活動も可能である,
- 飯田が戦場ジャーナリストを装った別班員だった場合、乃木を救出したのは任務の一環だった可能性がある
回想シーンの飯田は和田聰宏さんが演じていますが、数十年を経て小日向さんに繋がるという演出は、本作の重層的なストーリーを考えると十分にあり得ることでしょう。
もしこの説が正しければ、長野は長年、正体を隠して乃木を近くで見守り続けてきた恩人ということになります,。
公安の裏切り者「新庄」との不穏なつながり
長野の正体を知る上で欠かせないのが、公安内部の裏切り者(モニター)だった新庄の存在です。
シーズン1で長野の更生施設への在籍記録を確認し、「事実に相違ない」と報告したのは新庄でした。
しかし、新庄がテントのモニターだったことが判明した今、その調査結果自体の信憑性が揺らいでいます。
新庄が長野を守るために虚偽の報告をしていたのだとしたら、長野自身もテント側のモニター、あるいはテントを引き継ぐ新組織の重鎮という筋書きも見えてきます。
モニター同士が協力して身元を隠蔽していたのだとしたら、丸菱商事という巨大企業の内部には、まだまだ根深い闇が隠されているのかもしれません。
本部長への昇進推薦は乃木を縛るための巧妙な罠か
続編の第11話で描かれた「本部長への昇進推薦」は、乃木にとって大きな転換点となりました。
本部長という重職に就けば、これまでのように海外出張を装って自由に別班任務を遂行することが物理的に難しくなるからです。
もし長野が乃木の正体を知った上でこの人事を進めたのだとしたら、それは「善意の皮を被った排除」に他なりません。
- 乃木の行動範囲を国内に限定し、任務から遠ざける,
- 責任ある立場に置くことで、周囲からの監視の目を強める
- 乃木に社会的な居場所(日常)を与え、戦いから引退させようとしている,
乃木はこの打診を宇佐美の推薦という形で回避しましたが、長野が今後も乃木のキャリアに関与し続けようとするならば、そこには明確な意図があると見て間違いないでしょう。
長野専務は別班を狙う新勢力の黒幕なのか
最近の考察では、長野がテントや別班とはまた別の、第三の組織に属しているのではないかという推測が盛り上がっています。
第11話では別班員が拉致される事件が発生しましたが、長野が丸菱商事の中枢で情報を握り、裏で手を引いているという見方です。
丸菱商事の役員という立場は、産業スパイとして活動したり、国家レベルの利権に食い込んだりするには最適なポジションと言えます。
長野専務の本当の怖さは、銃を持って戦うことではなく、笑顔で会社の人事を動かし、乃木の「日常」そのものをコントロールできてしまう権力を持っている点にあります。
彼が「正義」なのか「悪」なのか、あるいはそのどちらでもない独自の目的を持っているのか。
今後の言動から一瞬たりとも目が離せません。
まとめ
長野専務を巡る謎は、続編でも物語の核となる重要な伏線として機能しています。
別班なのか、飯田なのか、あるいは最恐の黒幕なのか。
小日向文世さんの優しい笑顔の裏に隠された真実が明かされる時、VIVANTの物語はさらなる衝撃を私たちに与えてくれるはずです。
個人的には、乃木と長野が互いの「裏の顔」を隠しながら会話する、あのヒリついたシーンが今後も楽しみでなりません。
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