「VIVANT 毛じいさん」は何者?なぜ極秘のシャキ城を知っていた?

日曜劇場『VIVANT』の第2シーズンが放送され、またしてもSNS上が熱い考察で盛り上がっていますね。

中でも視聴者の頭を悩ませているのが、北京の回想シーンに登場した『毛じいさん』という存在です。

ただの屋台の店主かと思いきや、物語の重要な鍵を握る人物として浮上してきました。

一視聴者として彼をめぐる謎がどうしても気になり、ネット上の情報や伏線、ファンの鋭い考察をじっくり集めてみました。

毛じいさんの基本プロフィールと北京での役割

毛じいさんは、VIVANT第2シーズンの第16話で初めて姿を見せたキャラクターです。

野崎が2018年当時、北京の日本大使館にリエゾン(連絡係)として勤務していたころ、現地で落ち合う部下との連絡を仲介していました。

劇中では夜市の屋台店主として描かれており、野崎の部下である張競士(チョウ・ケイシ)に対して野崎との合流場所を伝えていました。

この北京の回想シーンですが、エキゾチックな路地裏の風景がすごく印象に残っています。

実は実際の中国北京ではなく、タイのバンコクにあるチャイナタウン・ヤワラート地区のプレーンナーム通りでロケが行われたそうです。

劇中で右ハンドルの車が走っていたり、看板の文字が簡体字でなかったりしたのも、そうした撮影環境が理由だったのでしょう。

毛じいさんを演じるキャストの正体

ネット上では「もしかしてシークレットキャストで、日本を代表する大御所俳優が特殊メイクをして演じているのでは」という噂も流れていました。

しかし、実際のキャストはタイの現地俳優であるAmnaj Karnsumnut氏が演じています。

この屋台のシーンでは、高橋光臣さん演じるチョウ・ケイシが「一つ頂戴」と中国語で話しかける場面が描かれました。

高橋さんはこの初めての中国語セリフのために、監修の先生から猛特訓を受けたそうです。

ロケ先のレストランで、近くの中国人カップルが話しているときにこのセリフを試したところ、会話がピタッと止まって驚かれたという面白い裏話も残されています。

現場の熱量が非常に高かったからこそ、毛じいさんとの短いやり取りでも強い緊張感が生まれていたのかもしれません。

北京の屋台店主がなぜゴルバドの極秘施設を知っていたのか

第17話で、中国の秘密組織「シンシー」に拉致された野崎は、同行していたドラムの命を人質に取られ、ついに「潜入捜査であること」を告白しました。

その際、別班員5人が拘束されている場所「シャキ城」の情報を教えたのは「毛じいさん」だと名指ししたのです。

ここで最大の疑問が生じます。

北京の夜市でせっせと屋台を営んでいるおじいさんが、なぜ遥か彼方のゴルバド共和国にある、シンシーの超極秘監禁場所を知り得たのでしょうか。

このあまりにも不自然な情報ルートに対して、ネット上では複数の解釈が飛び交っています。

毛じいさんが、実はシンシーの内部にも深く食い込んでいる伝説級の超一流エージェントであるという可能性。

 


あるいは、野崎を罠にはめるために、シンシーが毛じいさんを使ってあえて本物の情報を流したのではないかという見方もあります。

単なる連絡係だと思っていた人物の影が急に大きくなる展開は、実にこのドラマらしいスリリングさがありますね。

「10人前」と「10日間」に隠された数字の合図

第17話の監禁シーンでは、毛じいさんのエピソードに続いて、さらに不自然な会話が交わされました。

牢に閉じ込められた野崎が、お腹を空かせたドラムのために「10人前」の食事を要求します。

その直後、尋問していたリュウ・ミンシュエンは、別の仕事で長春へ行くため「10日間」ここを離れると言い残しました。

この「10」という数字の連動に、ファンの間では「暗号ではないか」という声が一気に上がっています。

VIVANTでは、以前の北京回想シーンでも、毛じいさんを仲介にして「数字の6」を伝えることで集合場所を指定するやり取りがありました。

 

 

つまり、野崎とエージェントたちの間では、日常会話に数字を紛れ込ませるのが定番の通信プロトコルだったことになります。

野崎が先に「10」を提示し、それに対してリュウがわざわざ「10日」と応答したやり取り。

これは、緊迫した状況下で互いに情報をやり取りしていたと考えるのが極めて自然です。

食事の要求も、一見ドラムを甘やかしているだけのようで、実は数字の合図を送るためのカモフラージュだったと予測されます。

右手で胸を3回叩いたリュウの真意

さらに注目を集めているのが、リュウ・ミンシュエンが立ち去る際に見せた不可解な動作です。

彼は右手で自らの胸を3回叩きました。

この仕草は、カトリック教会の祈りにおいて「自らの罪を認め、悔い改める」という意味を持っています。

シンシーがカトリック系のキリスト教集団であることが本編で言及されているため、この背景を踏まえると、リュウの動作は宗教的な懺悔の意味合いを強く帯びてくるように思えます。

かつて野崎の現地部下だったリュウですが、現在はシンシーに所属する立場。

しかし、野崎への仕打ちに対する申し訳なさや罪悪感から、密かにこの動作で「すまない」と謝罪したのではないかと推測されています。

そして同時に「10日間はなんとか耐えてくれ、必ず状況を動かすから」という意志を「10」の暗号に込めたというシナリオは、非常に熱い展開です。

信じていた仲間に裏切られたと思っていた野崎が、実は水面下でかつての部下と再び手を組んでいるのだとすれば、これからの反撃がとても楽しみになります。

視聴者の間でささやかれる評判と展開の遅さ

この第17話は、黒須ら別班員をめぐる毒殺命令などの重い展開や、緊迫した心理戦が中心となりました。

ただ、ネット上のリアルな感想を見てみると、必ずしも絶賛ばかりではないようです。

「毎回お腹を空かせたドラムがご飯を食べるシーンが長すぎて、もう少しストーリーを進めてほしい」

「何話もないのに劇場版まで謎が持ち越されそうで焦る、少し中だるみを感じる」という、焦れったさを吐露する声が少なからず見られます。

確かに、激しいアクションや大掛かりな潜入作戦を期待している人にとっては、今回の会話劇は少し物足りなく映ったおそれがあります。

それでも、ラストに描かれたテントとの共闘宣言や、別班レディの暗躍など、次への爆発力を秘めた伏線が大量に散りばめられていました。

個人的には、このじわじわと外堀が埋まっていく感じも、考察好きにはたまらない構成だと思います。

まとめ

今回は、北京の夜市にいた毛じいさんという謎の人物から、第17話で浮上した「10」の数字にまつわる暗号考察までをまとめました。

一見ただの食事要求やスケジュール確認に思えるセリフの裏に、驚くべき情報戦が隠されているのは本当に鳥肌が立ちます。

リュウは本当に野崎の味方として動いてくれるのでしょうか。

毛じいさんのもたらした情報が本物なのかも含めて、次回からの「別班救出作戦」がどう展開するのか、毎週日曜日が待ち遠しくて仕方がありません。

 

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