VIVANT シャキ城は実在する?気になる疑問をスッキリ解消

日曜劇場『VIVANT』第2シーズンで突如現れた「シャキ城」という言葉。

拉致された黒須たち別班メンバーの監禁場所として描かれ、あまりの衝撃的な展開に頭が追いつかなくなった方も多いのではないでしょうか。

ネット上でも様々な考察が飛び交い、私も気になって画面に齧り付くように情報を探してしまいました。

今回は、劇中のシャキ城が一体どこにあるのか、実在するのかという疑問から、隠された緻密な暗号の謎まで、調べた情報を整理してお届けします。

ゴルバド共和国にそびえるシャキ城の正体

ドラマの中で、シャキ城はカスピ海に面した架空の国「ゴルバド共和国」の中部に位置する場所として描かれています。

ここには中国の裏組織であるシンシーの地下拠点が置かれており、黒須を含む5人の別班員が監禁されていました。

では、このシャキ城は完全に架空のものなのかというと、実はそうではありません。ロケ地となったのは、実在するアゼルバイジャン共和国です。

アゼルバイジャン北西部にある古都シェキ(シャキ)には、世界遺産にも登録されている「シャキ城(ハーンの宮殿)」が実在しています。

番組の公式発表でもアゼルバイジャンで2ヶ月を超える大規模なロケが行われたと明かされており、あの情緒ある石造りの街並みや歴史的な建造物は、まさにアゼルバイジャンの本物の景色なのです。

送金額と「π」に隠された複雑すぎる計算式

視聴者の間で特に大きな話題となったのが、野崎が残した「1億2600万円」の送金と、チンギスに語った「π(円周率)」という言葉でした。

この二つの要素を組み合わせることで、信じられないような暗号が浮かび上がってきます。

ネット上の考察班が計算したところ、いくつかの驚くべき説が浮上しました。

まず、送金額の「1億2600万円」を「π」で割るという方法です。

計算すると「40107045.6592……」という数字になり、これを「北緯40.1070度、東経45.6592度」と区切ると、アルメニア周辺を指し示します。

一方で、番組側のヒントを元に「1億2600万円」に「π」を掛ける計算を行うと、結果は「395840674.352……」に達します。

これを同じように座標として区切ると「北緯39.5840度、東経67.4352度」となり、中央アジアのウズベキスタン東部からタジキスタン周辺の位置を示すことになります。

さらに、第16話で送金された「1億6000万円」と円周率を掛け合わせた数字こそが、ゴルバド中部にあるシャキ城の正確な座標を表していました。

野崎が「永久に割り切れない世界」と表現したπが、まさに潜入場所を日本側に伝えるための極めて高度な連絡手段になっていたのです。

個人的には、ここまで計算し尽くされた設定を作れる制作陣の頭脳に、ただただ驚かされるばかりでした。

乃木家の守り刀に仕込まれたGPSの噂

シャキ城の場所が判明したスピード感について、ファンの間ではもう一つの面白い説が注目されています。

それが、第11話で登場した「乃木家の守り刀」に関する考察です。

バルカで黒須がシンシーの工作員に襲撃された際、乃木は部屋にあったこの守り刀を使って応戦していました。

その後、黒須は麻酔銃で倒れてしまい、この大事な守り刀は工作員のリーダーに持ち去られてしまいます。

この一連の流れに対し、次のような見方が強まっています。

  • 襲撃を事前に察知していた人物が守り刀にGPSを仕込んでいた
  • あるいは黒須自身が誰かと繋がっており、追跡装置を忍ばせていた

この刀がシンシーの手に渡ったことで、図らずも監禁場所であるシャキ城の位置情報が日本側に筒抜けになったのではないかというのです。

シーズン序盤に登場した小道具が、まさかここで回収される伏線になっていたのだとしたら、鳥肌が立つほど見事なストーリー構成だと思います。

死んだはずの「リュウ・ミンシュエン」という狂気

シャキ城をめぐる攻防の中で、さらに物語を複雑にしているのが、堺雅人さんが演じる新たなキャラクターの存在です。

これまでの乃木や「F」とは明らかに異なる、不気味な生気を放つ「リュウ・ミンシュエン」が生きていたという展開は、16話の中でも最大の衝撃でした。

リュウは、かつて北京で野崎の部下として動いていたエージェントでした。

単独潜入の末に北朝鮮で命を落としたとされていましたが、実はシンシーに所属して生き延びていたことが明かされます。

自分を見捨てた日本への強い恨みと、野崎に対する執着が混ざり合ったリュウの歪んだ心理は、画面越しでも伝ってくるほどの怪しさを放っています。

正直なところ、このあまりにもねじれたキャラクター描写は視聴者によって好みが分かれる部分かもしれません。

しかし、堺雅人さんの一人三役という超絶技法も相まって、ドラマの緊張感を限界まで引き上げていることは間違いありません。

まとめ

『VIVANT』第2シーズンで大きな鍵を握る「シャキ城」は、架空の国ゴルバド共和国の拠点でありながら、アゼルバイジャンに実在する美しい世界遺産を舞台にした魅力的なロケ地でした。

野崎が仕掛けた「送金額×π」という数学的な座標暗号や、守り刀に仕込まれたGPSの謎、あるいは生きていたリュウの登場など、幾重にも重なる伏線が私たち視聴者を惹きつけてやみません。

一瞬の油断も許さない怒涛の展開が続く中、この先どのような驚きの真実が待っているのか、今後も考察を続けながら毎週の放送を楽しみに待ちたいと思います。

 

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