日曜劇場の人気作『VIVANT』の第2シーズンが始まり、物語の鍵を握る別班司令官・櫻井里美と主人公・乃木憂助の関係に注目が集まっています。
ネット上の考察を眺めていると、二人が単なる上司と部下ではなく「実は家族なのではないか」という説が非常に盛り上がっているのがわかります。
私自身、ドラマを観ていて櫻井司令の存在感が以前よりも増しているように感じ、気になって情報を集めてみました。
調べれば調べるほど、制作陣が意図的に仕組んだのではないかと思えるような興味深い一致がいくつも見つかりました。
乃木周辺に散りばめられた「櫻井」という名前の重なり
まず多くの視聴者が注目しているのが、作中に登場する「櫻井」という名前の多さです。
単なる偶然で済ませるには、あまりにも乃木のルーツに近い場所でこの名前が使われています。
具体的には、乃木の実家として登場する島根県のロケ地が、実在する重要文化財の「櫻井家住宅」であることが挙げられます。
ここは江戸時代にたたら製鉄で繁栄した由緒ある家系で、ドラマ内では乃木家の屋敷として描かれました。
さらに、乃木の青年時代を演じている俳優の名前が櫻井海音さんであることも、考察班の間では有名な話です。
ロケ地とキャスト、そして別班の司令官。
これほど「櫻井」という要素が重なっている点に、血縁関係を予感させる伏線があるのではないかと考える人が増えるのも無理はありません。
高性能AI「ハヤト」と乃木の別名が一致する謎
第2シーズンから登場した櫻井司令が駆使するスーパーコンピューター、通称「AIハヤト」も大きな議論を呼んでいます。
この「ハヤト」という名称、実は乃木がかつて養護施設で名乗っていた偽名「丹後隼人」と完全に一致しているのです。
司令官がわざわざ自分の右腕ともいえるAIに、部下である乃木の昔の名前を付けているというのは、かなり意味深だと思いませんか。
櫻井司令が乃木の過酷な生い立ちを以前から知っており、何らかの思い入れを持っている可能性は十分に考えられます。
ちなみに、このAIハヤトの声はアニメ『名探偵コナン』の江戸川コナン役で知られる高山みなみさんが担当しています。
公安の野崎の仲間であるドラムの翻訳声が林原めぐみさん(灰原哀役)であることと併せ、視聴者の間では「豪華すぎる演出」として話題になりましたが、これもまた櫻井司令というキャラクターの重要性を強調している演出の一つなのかもしれません。
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ベキが櫻井の名前を聞いた瞬間に見せた反応
物語の根幹に関わる大きな手がかりとして挙げられているのが、乃木の父であるノゴーン・ベキの反応です。
第1シーズンの最終回で、乃木が潜入作戦を櫻井司令に訴えたと説明した際、ベキは「その作戦を知っているのは……櫻井だけか?」と問いかけました。
この時のベキの言い回しが、あたかも櫻井里美という人物を以前から知っているかのようなニュアンスだったため、ネット上では「二人は旧知の仲なのでは?」「面識があるはずだ」との指摘が相次いでいます。
ベキと櫻井司令に面識があるのだとしたら、彼女が乃木の家族、あるいは乃木の母である明美の身内であるという説が一気に現実味を帯びてきます。
バルカでの悲劇の裏側で、櫻井司令もまたベキや乃木一家と何らかの形で繋がっていたのかもしれません。
年齢設定から見える「母親説」と「姉妹説」の矛盾
櫻井司令の正体について最も大胆な予想が「乃木の母(明美)の生存説」です。
かつて銃で撃たれた明美が実は生きていて、名前を変えて別班の司令官になったという説ですが、これには年齢的な壁があります。
乃木の母・明美は存命であれば65歳になりますが、櫻井司令は作中で「おそらく50代後半」と推測されています。
この数歳の差をどう見るかが議論の分かれるところですが、もし同一人物でないとするならば「明美の妹(乃木の叔母)」であるという説が最も有力視されています。
実際にネット上の評判を調べてみると、以下のよう意見が多く見受けられます。
- 櫻井司令と乃木の実母が姉妹なら、年齢的にもしっくりくる
- 櫻井司令が国益を優先して乃木を見殺しにした過去の真相を知っているのは、身内だからではないか
- 二人の間には上司と部下を超えた「特別な絆」を感じる
単なる冷徹な司令官というだけでなく、乃木の過去を影から見守ってきた存在であるとすれば、今後の二人の関係性が物語を大きく動かすのは間違いなさそうです。
続編で描かれる「櫻井里美」の新たな活動
これまで櫻井司令は、主に国内の拠点から指示を出す役割に徹してきました。
しかし、第2シーズンの新ビジュアルでは彼女が広大な砂漠を背景に佇む姿が公開されており、今後は現場近くでの活動が増えるのではないかと予想されています。
公式情報によれば、続編ではアゼルバイジャンなどでの大規模な海外ロケも行われており、櫻井司令自身がバルカやそれに類する海外の紛争地へ赴く展開も十分にあり得ます。
現場に近い場所で動くということは、乃木の過去やテント、そしてベキとの因縁が直接的に描かれる機会が増えることを意味します。
これまでベールに包まれていた彼女の過去や、乃木家との本当の関係が明らかになる瞬間も、そう遠くはないのかもしれません。
まとめ
『VIVANT』の櫻井司令をめぐる家族説は、ロケ地や登場人物の名前、AIの名称、そして登場人物たちの不自然なほど意味深な反応など、多くの要素が複雑に絡み合って形成されています。
個人的には、すべてが単なる偶然とは思えません。
特にAI「ハヤト」の件などは、物語を注意深く見ている視聴者への、制作陣からのメッセージのようにも感じられます。
櫻井司令が乃木の家族なのか、それとももっと意外な繋がりがあるのか、今後の放送から目が離せませんね。
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