VIVANTで寝返った別班員は和田?拉致事件の違和感を整理

『VIVANT』シーズン2が始まり、第1話(第11話)からあまりに衝撃的な展開が続いていますね。

特に、かつて乃木に撃たれながらも生き延びていた別班員4人と、バルカにいた黒須の計5人が一斉に拉致された事件には驚かされました。

ネット上の考察を見ていると、拉致されたメンバーの中に「実は裏切り者がいるのではないか」という声が上がっています。

中でも、連れ去られ方が一人だけ異質だった和田貢に対して、疑問を抱く人が増えているようです。情報を集めて整理してみると、確かに不自然な点がいくつか浮かんできました。

生き残っていた4人の別班員と拉致事件の衝撃

シーズン1の終盤、乃木がテントへ潜入するために放った銃弾により、別班の精鋭たちが命を落としたかのように描かれました。

しかし、実際には急所を外されており、高田明敏、和田貢、廣瀬瑞稀、熊谷一輝の4人は日本の病院で密かに療養を続けていたことが判明しています。

物語はここから一気に加速します。

シーズン2の幕開けとともに、この療養中だった4人が、それぞれ別の病院からほぼ同時に連れ去られてしまったのです。

 

さらに、バルカに残っていた黒須までもが謎の工作員に襲われ、行方不明となりました。

この「別班員5人の同時消失」は、組織の存在そのものを脅かす重大な危機として描かれています。

誰が、どうやって彼らの生存と居場所を突き止めたのか。

そこには、外部の人間には知り得ない「内部からの情報漏洩」の影がちらつきます。

拉致された別班員:和田貢だけが異質な連れ去られ方?

この拉致事件を細かく分析している人たちの間で、特に注目されているのが和田貢の状況です。

日本の病院にいた他の3人は、爆発などの大きな騒ぎに乗じて連れ去られたような描写がありました。

しかし、和田だけは他のメンバーとは違う、もっと静かな、あるいは別の手段で拉致されたのではないかという指摘があります。

 

爆発の騒ぎに便乗する必要がなかったのか、それとも最初から敵側と何らかの合意があったのか、非常に気になるところです。

また、和田を演じる平山祐介さんは非常に存在感のある俳優さんですし、単なる「被害者」で終わるとは考えにくいという期待も込めた推測が広がっています。

他の3人と異なる演出がなされていた点は、物語の伏線として重要な意味を持っている可能性があるのかもしれません。

新庄浩太郎の裏切りと別班機密の漏洩

今回の事件で「裏切り者」として真っ先に名前が挙がったのは、公安の新庄浩太郎でした。

別班のAIハヤトは、95%という極めて高い確率で新庄が情報を漏らしたと分析しています。

実際に、新庄は公安でありながらテントのモニターとして活動しており、別班員4人が生存している情報をテント側へ送っていたことが確定しています。

 

新庄の裏切りによって、4人が生きているという事実自体は敵側に渡っていたわけです。

しかし、問題なのは「今現在の詳細な療養先」まで新庄が把握し、一人でこれほど大規模な拉致を実行できたのかという点です。

新庄は現在タイで逃亡生活を送っていますが、日本国内の病院から4人を同時に連れ去るには、国内に強力な協力者がいなければ不可能に近いでしょう。

「最大の裏切り者」は国内にいる?

第13話の予告映像では「最大の裏切り者は日本国内にいる」という非常に気になるフレーズが登場しました。

これがもし、すでに逃亡している新庄のことを指しているのではなく、未だ正体を隠している別の人物を指しているのだとしたら、事態はさらに深刻です。

新庄が過去に生存情報を流したことは事実ですが、今回の拉致事件を動かしている首謀者や、現在進行形で情報を抜いている人物は別にいるという説が有力です。

 

もし、拉致された5人の中に「寝返った者」がいるとしたら、これほど効率的に事件が進行したことにも説明がつきます。

敵に拉致されたように見せかけて、実は自ら手引きをしていたという展開です。

その候補として、先述した「連れ去られ方の違和感」がある和田の名前が挙がってしまうのは、ある意味で自然な流れと言えるかもしれません。

和田が寝返った可能性を考える違和感

和田貢という人物について、改めて情報を集めてみました。

彼は別班の精鋭の一人であり、乃木とともに過酷な任務をこなしてきたプロフェッショナルです。

そんな彼がなぜ、ここに来て裏切りを疑われるのでしょうか。

 

大きな要因は、やはり「情報の精度」です。

4人の療養先は極秘中の極秘であり、別班内部でも限られた人間しか知らないはずです。

新庄が知っていたのはあくまで「生存している」という事実であり、刻一刻と変わる現在の状況までリアルタイムで把握し続けるのは難しいはずです。

もし和田自身が、療養中に外部(例えば国際的な情報ブローカーや新たな敵対組織)と接触し、仲間を売ることで自身の安全や利益を確保しようとしたのだとしたら、これほど完璧な拉致作戦は成立しません。

ただ、彼がなぜ別班を裏切る必要があるのか、その動機については現時点では全くの謎に包まれています。

長野専務や太田梨歩など周囲に漂う不穏な影

裏切りの可能性を考える上で、和田以外にも怪しい動きを見せている人物は少なくありません。

例えば、シーズン1から疑惑の目が向けられていた長野専務。

彼はシーズン2で、実は東南アジア方面を担当する別班員であったことが明かされました。

 

乃木さえも知らなかった彼の正体は大きな驚きでしたが、別班員だからといって100%味方だとは断定できないのがこのドラマの怖いところです。

また、天才ハッカーの太田梨歩についても、「特殊なプロトコル」を使って国内からシステムに侵入した痕跡が浮上しています。

彼女自身が裏切っているのか、あるいは誰かに技術を悪用されているのかは不明ですが、彼女の周辺でも何かが起きていることは間違いありません。

こうした複雑な人間関係の中で、拉致された和田の「違和感」がどう回収されるのか。単なる演出の差なのか、それとも衝撃の展開へのカウントダウンなのか。

 

結局のところ、和田が本当に寝返ったのかどうかは、これからの放送を見守るしかありません。

ただ、一つだけ確かなのは、別班という組織がこれまでになく不安定な状態に陥っているということです。

かつて生死をともにした仲間を信じたい気持ちと、それでも浮かび上がってしまう不自然な情報の漏れ方。

乃木が新庄を追い、拉致された5人の行方を探る中で、私たちが信じてきた「別班の絆」がどのような形で試されるのか、非常に気になります。

個人的には、和田さんには最後まで誇り高い別班員であってほしいと願っていますが、何が起きるか分からないのがこの物語の魅力ですね。

 

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