日曜劇場『VIVANT』第2シーズン第13話が放送され、あまりに衝撃的な展開に頭が追いつかない方も多いのではないでしょうか。
特に、ラストシーンで野崎が突如イスラエルに現れたことに対し、ネット上で「風呂ワープ」という奇妙なワードが飛び交っているのが気になり、情報を集めてみました。
この記事では、なぜ野崎の移動がそう呼ばれているのか、その爆笑の元ネタや、彼が本当に裏切り者なのかをめぐるガチ考察をまとめています。
「風呂ワープ」と呼ばれる不自然な瞬間移動の背景
第13話のラストで、タイにいるはずだった野崎は忽然と姿を消しました。
その後、日本から出発した全ての航空機の搭乗者名簿を調べても、彼の名前はどこにも見つかりません。
それにもかかわらず、最終盤に彼はイスラエル・エルサレムの古代遺跡のような場所に突如として姿を現しました。
この神出鬼没な移動が、今回の騒動の発端です。
搭乗記録がないことから、実際には偽名のパスポートを所持して移動したと推測されます。
ただ、その事実を差し置いても、タイからエルサレムへ一瞬で移動したかのような演出はあまりに強烈でした。
あまりのスピード移動に、リアルタイムで視聴していたファンの頭には多くの疑問符が浮かぶことになったのです。
風呂ワープの元ネタはあの古代ローマお風呂映画
この不自然すぎるワープ現象に対して、ネット上が名付けたのが「風呂ワープ」や「実家帰省」という言葉です。
元ネタは、阿部寛さんが主演を務めた大ヒット映画『テルマエ・ロマエ』になります。
映画の中で、古代ローマの設計技師がお風呂を通じて現代日本にタイムスリップする設定が、今回の不自然な移動と見事にリンクしました。
さらに、彼がエルサレムの古代遺跡のような場所の鍵を開ける姿が、映画の古代ローマの雰囲気にそっくりだったことも笑いを誘った要因です。
ネット上では、飛行機を使っていないということは風呂で移動したのではないか、というツッコミや、お盆の時期だから実家に帰省したという説まで飛び交いました。
現地の人よりも現地人らしい顔立ちでイスラエルが似合いすぎている、という声まで上がる始末です。
シリアスなサスペンス展開の中、役者の過去の代表作や濃い顔立ちをイジるネタ投稿が、お盆休みのSNSで大爆笑を巻き起こす結果となりました。
緊緊したシーンのはずなのに、笑わずにはいられないシュールな盛り上がりを見せています。
驚愕のラスト!野崎が最大の裏切り者とされた理由
笑えるネタの一方で、ストーリーとしては非常にショッキングな裏切りが発覚した回でもありました。
これまで乃木を何度も助け、視聴者からも信頼されていた野崎こそが、別班の情報を売った黒幕だと判明したからです。
その裏切りの根拠として、作中では主に以下の証拠が提示されました。
- 天才ハッカー太田梨歩の調査により、新庄の逃亡を助ける映像工作を行ったのが東条だと発覚した
- 新庄がベキを脱獄させた時間に、和久井の携帯を借りて発信していたのが野崎だと判明した
野崎は5月6日の時点で新庄の亡命便を把握しながら、乃木から目をそらすための工作を東条に指示していたことになります。
長年行動を共にしてきたエージェントのドラムは驚きのあまり腰を抜かし、乃木は「何で野崎さんが!」と涙を流しました。
あまりに容赦のない真実の突きつけ方に、テレビの前で言葉を失った方も多かったはずです。
本当に敵なのか?あえて裏切ったフリをしている可能性
しかし、考察ガチ勢の間では「野崎は本当の敵ではないのではないか」という見方が非常に強まっています。
敵側に寝返ったのではなく、新庄の背後にいるさらに大きな組織を炙り出すために、あえて泳がせる「潜入捜査」を行っているという仮説です。
確かに、公安として新庄をすぐに逮捕してしまえば、そこで捜査の線は切れてしまいます。
あえて逃亡に関与することで、国外のネットワークや資金ルートに接触しようとしているのかもしれません。
個人的には、乃木もすでに野崎の動きを疑っているのではないかなと考えています。
第11話で野崎から「チンギスに相談しろ」と勧められた際、乃木が野崎に送った意味深な視線がその証拠です。
お互いに手の内を隠しながら監視し合っているのだとすれば、非常にしびれる心理戦がすでに始まっていることになります。
第1シーズンから仕込まれていたジャミーンの伏線
もし野崎が本当に裏切り者、あるいは何か大きな秘密を隠している人物だとしたら、過去の描写がすべて意味を反転させることになります。
その最たる例が、少女ジャミーンの反応です。
彼女は「人間の善悪を本能的に察知できる」とされており、乃木には最初から懐いていました。
ところが、野崎に対してだけは、どうしても一定の距離を取って懐こうとしなかったのです。
当時は単なる相性の問題か、あるいは野崎のガタイの良さに怯えているだけかと思われていました。
しかし、野崎に「別の顔」があることをジャミーンが本能的に見抜いていたのだとすれば、これほど恐ろしい伏線はありません。
『VIVANT』の制作陣が最初からこの展開を見越して演出していたのだとしたら、鳥肌が立つほどの緻密さです。
過去の直属の部下の死にまつわる復讐説
もう一つ、野崎の行動動機として噂されているのが、過去の部下の存在です。
第1シーズンにおいて、野崎が乃木と飛行機の機内で会話した際、かつて乃木にそっくりな直属の部下がいたことを仄めかしていました。
この部下の死に別班が何らかの形で関与しており、野崎はその復讐のために別班員を拉致しているのではないかという説です。
もしこれが事実なら、野崎には「公安の顔」「乃木の協力者の顔」に加え、別班を憎む「復讐者の顔」という第三の顔が存在することになります。
ただ、野崎が単なる悪人に成り下がるとは思いたくないのが正直なところです。
何らかの正義、あるいは日本を守るための極秘ルートの任務として、この復讐劇すら利用している可能性を信じたくなります。
ネット上の口コミや考察班のリアルな評判はどうなっている?
衝撃の第13話を受け、視聴者の間ではさまざまな感情が渦巻いています。
SNSやブログなどの感想を調べてみると、やはり驚きと笑いが奇妙に同居している傾向が見られました。
- 本当に野崎が黒幕だったらショックすぎるけれど、風呂ワープのせいでシリアスになりきれない
- エルサレムの遺跡の鍵を開ける姿が完全にテルマエ・ロマエで、思わず吹き出してしまった
- 別班内部にさらに別の裏切り者がいるという二段構えの展開を期待したい
このように、裏切りそのものにショックを受けつつも、阿部寛さんならではのキャラクター性とネットミーム化によって、お祭り騒ぎのような楽しさを感じている人が多いようです。
重苦しいサスペンスの中にこうしたユーモアが自然と生まれるのも、このドラマの大きな魅力と言えます。
まとめ
突如エルサレムに現れた野崎の「風呂ワープ」現象は、阿部寛さんの代表作『テルマエ・ロマエ』と遺跡のシチューションが奇跡的にマッチしたことで生まれた、お盆休み最大のネットネタでした。
しかし、その爆笑の裏には、野崎の裏切りという物語の核心に迫るシリアスな事実が横たわっています。
彼が本当に日本を脅かす敵なのか、あるいはさらなる巨悪を暴くための偽りの裏切りなのか、判断を下すのはまだ早いかもしれません。
次週の第14話で彼がエルサレムでどのような行動を見せるのか、手に汗を握りながら見守りたいと思います。
今夜お風呂に入るときは、ついつい湯船の底がエルサレムの遺跡に繋がっていないか、確認したくなってしまいそうです。
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